このレビューはネタバレを含みます
2020年33本目。実話に基づいたストーリーというのが気になっていたので鑑賞📽
正直、予告を見てかなり期待しすぎたなと思ったし、私自身の知識不足は否めなかった🤦♀️
だけど、3、4年前の事件を時間を空けずにエンターテインメント性を持った作品へと昇華できたことは素直に凄いし、それだけでも見てよかったと思わせてくれる作品だった💬
【印象的なシーン】
1.メーガン・ケリー(シャリーズ・セロン)が、過去に放送された自分が出演している番組を見ているシーン
冒頭で「物語内での映像は実際の映像を使ってる」みたいな断りがあったと思うのだけど、あのシーンで流してた番組映像って実際のメーガン・ケリーの映像では？🤔もしそうなら、特殊メイクを施したシャリーズ・セロンと実際のメーガン・ケリーが激似だなと思うし、カズ・ヒロさんの特殊メイクの凄さが垣間見える😳
2.ケイラがジェスに電話でセクハラを受けたことを打ち明けるシーン
見ていて1番苦しかった。聴く側がどのように捉えるかなんて分からないから、同性であっても打ち明けるのすら怖かったはず。全編通して、ケイラの感情の揺れが細やかに表現されている印象があって、マーゴット・ロビーの演技に感服したけど、このシーンも印象的だった。
3.トランプのTwitter
今や大統領のドナルド・トランプだけど、あの当時はいち候補者だったわけで、そんな人がメーガン・ケリーを名指し批判してたのもある意味アメリカっぽいなと思ってしまった💭しかも、今やトランプのTwitterもアメリカの公文書扱いなわけだから、もし過去ツイも公文書扱いになるのなら、結構キツイ言葉が公文書として存在しているのも日本じゃ考えられないとなってしまった🤐
4.ロジャーが民主党について「怠惰だからいつまで経っても変わらない。だから共和党が変えてやるんだ」みたいなこと話してるシーン🤨
字幕速すぎてセリフの詳細は覚えていないけど、ニュアンスとしてはこんな感じのセリフだった気がする🧐
ただ、そのシーンの前にロジャーの秘書か奥さんがロジャーの食事オーダーの仕方を話してるシーンがあったので、その豪語してる様を見ながら、『だったらルームサービスか何かを頼むとき、「この見開きのもの全部」みたいな感じでオーダーしちゃうロジャーさん自身の惰性をどうにかしてから豪語しろよ』と思ってしまった回だった🤭
アメリカのメディア事情やらを知っているともっと面白かったんだろうなと思う💭今の私にとっての収穫は、me too運動の起こりにはこうした事件たちがあったのかと知ることができてよかったことと、アメリカのメディア事情なども含めて、もう少し知識を掘り下げようと思った動機になった🧐
レンタルか配信が始まったら、もう1度見たうえでこの映画について熟考を重ねたい🎬
