FOXニュースの大スキャンダル事件。
あの事件からわずか３年余りで映画化に漕ぎ着けてしまったというのがまず驚き。
実在する主要人物は天才カズ・ヒロ氏による特殊メイク(今作で二度目のアカデミー賞受賞！)で本人そっくりに近付け、ジョン・リスゴーがドップリと気持ち悪くて○。
内容は勿論事実が故、勧善懲悪でスッキリ！とはいかないラストがまた苦々しく染みる。
だがやはり一番の衝撃は、これを関係者に許可を取らず実名で作り上げてしまった製作陣の無謀とも思えるエネルギー。
アメリカのそうした芸術には不可欠で勇敢な情熱には唸る他ない。
改めてその辺りは邦画…と言うより日本はまだまだ遅れてるなぁ。。
