にしの

マウトハウゼンの写真家のにしののレビュー・感想・評価

マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)
4.0
ナチ収容所をユダヤ人のホロコーストとしてではなく、スペイン共和派の収容者(スペイン共和派の捕虜は無国籍者として扱われた)の視点で扱った珍しい映画。政治犯、刑事犯、残酷な囚人長、ナチスが混在する空間は暴力、死、屈服が支配している。絶滅収容所の機械的な死とはまた違う残酷さが描かれている。良作だと思います。
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