kyohei

HiGH&LOW THE WORSTのkyoheiのレビュー・感想・評価

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)
4.0
『HiGH&LOW』シリーズはアクションシーンならば邦画では最高峰だと思います。

映画一作目の階層回想シーンにはクラクラしたし、『エンド オブ スカイ』のたかがUSBを巡る争いのカーアクションは大迫力だったし、コンテナ街やら廃駅での大乱闘シーンも凄かった。
どっかで観たことのある世界観のチーム達が最終的には大合流するのも楽しい。

正直多分この映画のシリーズのなかでは、一番わかりやすい話になっていたのには驚いた。
(いままでのシリーズが結構、難解で、それでいて余白もかなりある感じだったので…)

悪い組織に騙されての鬼邪VS鳳仙の大乱闘シーンも凄いと思ったし、真の敵がわかってからの鬼邪と鳳仙が協力…
まさか団地全体を使ってのアトラクションのような凄いアクションシーンも観れたので大満足でした。

【あらすじ】SWORD地区の”O”にあたる、通称“漆黒の凶悪高校”鬼邪高校。そこは定時制と全日制に分かれ、定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)が鬼邪高校の頭を張っていた。そんな鬼邪高校の全日制に転入した、花岡楓士雄(川村壱馬)は、いつか村山にタイマンを挑むため、全日制の天下をとる野望を持っていた。全日制は、実力的にトップの強さを誇る轟(前田公輝)と芝マン(龍)、辻(鈴木昂秀)の轟一派、二年を仕切った中越(神尾楓珠)と一年を仕切った中岡(中島健)が率いる中・中一派、凶った戦い方で成り上がる泰志(佐藤流司)、清史(うえきやサトシ)が率いる泰・清一派、楓士雄とかつて同じ団地に住んでいた司(吉野北人)と手下のジャム男(福山康平)が仕切る司一派ら、新世代の各一派が覇権を争う一大戦国時代を迎えていた。
SWORD地区の隣町・戸亜留市では、幹部以外全員スキンヘッドの最強軍団、鳳仙学園が勢力を強めていた。過去最強と謳われる鳳仙は、リーダー・上田佐智雄(志尊淳)を筆頭に、小田島有剣(塩野瑛久)、沢村正次(葵揚)、仁川英明(小柳心)、志田健三(荒井敦史)の四人からなる鳳仙四天王、幹部のサバカン(坂口涼太郎)ら、最強の布陣を揃えていた。
そんな中、鳳仙の生徒が鬼邪高を名乗る者たちに突然襲撃され、時を同じく鬼邪高の生徒も鳳仙を名乗る者たちに襲われる事件が発生する。仲間が襲撃されたことをきっかけに、両校は互いに敵対心を抱き、殺気立っていく。
楓士雄を筆頭に個性派揃いだが圧倒的力を持つ鬼邪高校、佐智雄を筆頭に一枚岩に組織化された鳳仙学園、夕暮れの河原で両校ぶつかり合う、世紀の頂上決戦が幕を開ける―。
kyohei

kyohei