飛行機の中で視聴。今までハリウッド作品でも見たことのない壮大な設定と映像を見せてくれたところは○。しかしながら細かいストーリーはややチープ。というか、滅亡しそうな地球に対して最後まで諦めないのが中国人たちでその声に共感して真っ先に協力するのがロシア人、次に日本人やイタリア人などが協力していく。最後までアメリカ人は一切登場しないというあたりが現在の中国政府の立場をそのまま反映しているようでやや閉口。映画の冒頭でこの映画が2019年の中国で政府から許可された映画第一号であることがバーンと表示されるが、まさに政府が中国国民に印象付けたい内容なのだろうと感じた。
