肉

PITY ある不幸な男の肉のレビュー・感想・評価

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)
3.5
代理ミュンヒハウゼン症候群

主人公の顔のアップと、大音量でどかーんと突然鳴らされるクラシック音楽のマッチングが最高やった あと調律の狂ったピアノも
クラシックの汎用性の高さ

この主人公のようにまでいったらあかんけど、誰でも少なかれこういう感じはあるんちゃうかな〜 かなりやばいことをしてるけどなんだか憎めなかったしはたからみてると笑ってしまった 構って欲しくてどんどん破滅的に、なりふり構わなくなっていく主人公、ずっと悲壮感溢れてるか能面みたいな顔なんやけどその中に機微もあって、ビニールハウスの中のシーンと最後のあの白眉なシーンは特に良かった〜 目は口ほどに物を言う

なんだか憎めなかったんやけど犬の件は許せない…あんなに可愛く賢い子を…でも最後よかったホッとした
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