若い頃は、写真に撮られるのは、結構イヤだった気がする。
後、あんまり上手く笑えなかったタイプだったような気がする。
でも、今、家族が出来てからというもの、
娘たちと写真を撮るのも、笑顔になるのも、あまり抵抗が無くなったし、
むしろ時々、ちゃんと家族の肖像を残しておきたいという思いが強くなってきたと思う。
なんか、そういう年頃になったんだなぁと思うし、
今になって、両親が何かと初詣の神社や、旅行先や、イベントごとに、家族写真を撮ろうとしてた気持ちが、少しわかるようになってきて。
そんな、家族への想いを、さり気なく開いてくれるような、そんな作品でした。
今年の日本アカデミー賞で、数々の優秀賞に輝いていただけに、
ずっと観たいなぁと思っていた作品ではあったんですが、
昨日の授賞式で、ちょっとネタバレをされてしまったりして、出来たら授賞式前に観終えたかったなぁとは思ったけど、そういう部分を差し引いても、心に残るものが多い、佳作だったんじゃないかと思いました。
キャスト陣も安定感のある実力派揃いで。
迫真とか、熱演というようなものでは無かったものの、自然で、とても抑制の効いた演技を、みんなが高いレベルで実現しているような感じがあって、日本アカデミー賞での優秀賞受賞も納得でしたね。
ということで、結構、前回の鑑賞から間が空いてしまいましたが、
そのあたりの余談については、またコメント欄にネタバレとして書いておきます。
