けい

浅田家!のけいのレビュー・感想・評価

浅田家!(2020年製作の映画)
4.3
写真を撮るのが好きな人、家族写真ってくすぐったい感じがする人、色々人生迷ってるブランク期間にある人、観てほしい。

久々に、映画館出てからも泣きそうだった。中野監督で1番好きな作品。

写真を撮る。それは美しさや色合い、技術力ではなくて、記憶としての意味合い。そして、生きた証としての意味合い。

ここのところ、自分の写った写真を撮ってなかったなと思い出した。

また、「やりたいことをやる」というよりも「誰かのためにやる」という考えを強く感じた。これは自己犠牲や、他者中心的な思考とは違って、社会的な営みというのはそもそもそういうものではないか、という気づき。

やりたいことをやろうという、軽薄な言葉が少し増え過ぎかも。だから、道に迷う。自分がやりたいこと、ではなく、自分が出来ることや得意なことで、人のために動く。

クリエイティブでユーモア溢れる家族写真さえ、家族のなりたかったモノ、という自分ではない欲求から始まってる。

自分、家族、依頼主、知らない誰か、その人のために動く素晴らしさ。

あーいい映画だった。またみたい。