ごく普通の家族だった頃の4人の写真を見て、何が家族を壊してしまったんだろうかと思うと悲しくなった。直接的にはお酒かもしれないけど、そんな無機質なもののせいにして終わらせられるものじゃないやり切れなさがあるよなと思う、、
あんなにどうしようもなくてひどいこともされたのに、ひとえに父だけを悪いとも思えなくて、もっと話しておけばよかったとか後悔しながらも父を憎んでいる事実は変わらないというのがとても現実的だった。
100%何かのせいにできたら逆に楽だろうけどそうもいかないからこそ、酔うと化け物になる父が「悲しい」でも「腹立たしい」でもなくやっぱり「つらい」なのだと思う
こんなのとても抱えきれないよなとも思いつつ、中盤絵に描いたようなモラハラ男に依存してるのも妙にリアルで怖かった。
終わり方は人によって捉え方も違うと思うけど、個人的には良い意味で後味が良くはないところがよかったと思う、、
ルームロンダリングの縁であろうオダギリジョーの贅沢使い!
完成披露試写会@ 神楽座