ハリ中

ラストナイト・イン・ソーホーのハリ中のレビュー・感想・評価

5.0
ストーリーが最高のミステリー&ホラー映画。


60年代が大好きなエロイーズ。彼女はファッションデザイナーを目指し、ロンドンの学校に進学し、田舎から移り住んできた。
屋根裏部屋を借りたエロイーズが眠りにつくと、そこは60年代のロンドンに変わっており、自身は歌手を目指すサンディという女性になっていた。
そこで恋や目標へのステップアップを体感し、夢から覚めてもその体験が現実に影響し、エロイーズはとても調子が良かった。
毎晩、夢を見る度物語は進むが、60年代に歌手になるには娼婦になるしかなく、サンディの心は死んでいった。
それに伴い、エロイーズの私生活にも影響がでる。 それを心配する同じ学校の男の子、ジョン。何かを知っている謎の老人。
エロイーズに待ち受ける衝撃の真実とは、、

ネタバレ回避ストーリー要約でもこの長さになったけどそれほどおもしろかったんです。
60年代の街やネオンライト、音楽、服装がまず最高。
そして、夢を見る→現実→夢を見る→現実の繰り返しでストーリーが進んでいき、毎回発見や進展があるならテンポがまじでいい。
ホラーもただビックリさせるみたいな最近の低俗ホラー映画じゃなくて必要なところでのホラー要素。
60年代に憧れるエロイーズと夢で体験する女性の地位が低い60年代のギャップが何とも言えない。

ロンドンに呑まれる。
ハリ中

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