【怪しく光るネオン街】
ホラーとかスリラーとかに集約できないような色んな要素が詰まっている、てんこ盛り映画でした。
ロンドンへデザイナーを夢見てやってきた服飾学生のエロイーズ。ルームメイトとの居心地の悪さからやってきた古い建物の屋根裏部屋。彼女は眠るたび、かつてこの街にいた母の夢を見るようになるのだった。
夢を見るとソーホーの60年代の風景が広がっていて、煌びやかな世界に魅了される。しかし、その影には闇が広がっていて彼女は次第にその闇を取り込んでいく。
彼女の部屋で点滅する赤と青の光や鏡の効果的な使い方など見ていて飽きない仕掛けがたくさんあって楽しい作品でした。
