エリカ38の作品情報・感想・評価 - 15ページ目

上映館(7館)

エリカ382018年製作の映画)

ERICA38

上映日:2019年06月07日

製作国:

上映時間:104分

あらすじ

「エリカ38」に投稿された感想・評価

samiam

samiamの感想・評価

3.5
面白かった!役者さんが皆いい演技。
樹木希林さんは浅田美代子さんを大事に育ててきたということなのかな。
「あん」ても共演してたよね。その時もいい演技と思えたけと、今回も正にはまり役!最後のベッドに横たわるエリカの顔は、38歳と言われても信じれるほどの若々しさ。唸らさせられたね。時間ですよに出ていた頃とは大違い。。。
かみさんは観る意味なかったと酷評してたけど。。。

本作の元ネタとなった事件は今も覚えている。。。60歳超の女性が38と偽って結婚詐欺?(事実は結婚詐欺ではなかったんだね)を。当時驚いたよね。
たかし

たかしの感想・評価

3.0
途中で、浅田美代子さんが、ニュースで見た本物のエリカに見えました♪(^-^)
anne

anneの感想・評価

3.4
樹木希林さんの企画ということで観ました。
この事件も興味があったし。

「エリカ」は浅田美代子以外は考えられない。
あの年齢で甘ったるいかわいさを出す感じ。
上手だったと思う。
衣装も、逮捕された時に見たあの微妙なダサさが上手く表現されてた。

お金を集める時の説明の仕方がざっくりしすぎて、これでお金を集められるのか?といまいち入り込めないところも。
20190607 TOHOシネマズシャンテにて。いくら童顔の浅田美代子とて、38歳はきつい(笑。「赤い風船」の歌声が聞こえてきそうだ。平岳大がもう見るからにワルいやっちゃね。木内みどりの凄みがいい。樹木希林も気力を振り絞っての渾身の演技なのかもだが、彼女が最後まで納得がいかなかったシーンがどこだったのか気になる。エンドロールが始まって出てしまう人がいたが、最後まで観よう。

このレビューはネタバレを含みます

映画批評

最初にはっきり言います。
この映画のストロングポイントは樹木希林プロデュースということです。

公開初日にこの映画を観て途方にくれました。面白いとは思えなかった。なんで樹木希林はこの映画を送り出したかったのかを考えるしかないと思いました。

まずは日比遊一監督の過去作の『健さん』という映画をみました。高倉健のイメージを崩さない敬意に満ちた若干、演出の入ったモキュメンタリーのようなドキュメンタリーでした。偶像性を壊さない良いところを語っていく映画だった。そんなところを評価して樹木希林さんは日比遊一監督を選んだのではなかろうか。

次に役者浅田美代子さんをあまり知らなく『あん』という映画を観ました。嫌われるどら焼き屋のオーナー役ははっきり言って上手かった。私の知っている『からくりテレビ』の浅田美代子さんとは違った。

さて『エリカ38』の映画の良いところを挙げたい。一点目はもちろん浅田美代子の体当たりの演技である。まさかポルノ・ピンク映画以外で熟女の立ちバックを見るとは夢にも思わなかった。まして元アイドルだそうだ。すっぴんのシーンも多かった。女性はだれもみな若く綺麗な時を経て人間こういうふうに老いていくのだとまざまざと突き付けられた。浅田美代子であってもである。自分も老いる、老いて周りに人がいなかった時のことを思うと怖さを感じる。

二点目はハッピーな話でないところも樹木希林プロデュース作品にふさわしい。「女の本性ってなんですか?」がこの映画のキャッチコピーだ。身近な男性であった父親は尊敬するには遠い男性だった。素晴らしいパートナーと思われた平澤も離れていき、童謡『あかとんぼ』ののフレーズ「お里の、たよりも、たえはてた」はエリカの孤独を象徴していた。エリカが最後に触れて手に入れたつもりになったのが異国の立場の弱い若いポルシェである。ポルシェからの敬意は手にした。そこにカタルシスはなく私は暗たんたる気持ちになった。

三点目、実はこの映画『月刊シナリオ』に映画公開前にシナリオが掲載されていた。エリカが母に向かって「死のうか」というシーン。シナリオでは「そんなのは男に言うセリフだよ」が母の返しだった。映画では「あたしはいいわ」になっていた。そういった現場感を感じれたのも良かった。

最後にこの映画の欠点を指摘したい。もともとマルチをやっていた女性が詐欺師に見いだされて詐欺師になりやがて破滅するというのがこの映画のあらすじだ。もっと本気で騙して欲しかった。詐欺師の話だからまるで呪文のような様子でこのセリフには意味はないという体で長台詞が続く。時間が無駄に思えてしまう。もっともっともらしい自分が信じるくらいの詐欺師の話術を見せてほしかった。

もしそうであれば最後のエンドロールに実際の被害者の声は入ってこなかったと思もう。実話、口当たりの良くない物語、体当たりの演技といいところはたくさんあるが内容がやはり物足りないのだ。実際の被害者の声を差し込まないとものたりないくらいテコ入れが必要だったのだ。この映画はテアトル新宿で公開4週目を迎えた。樹木希林プロデュースの力が大きいと思う。樹木希林は浅田美代子さんにひのき舞台をあげたかったのだと思う。2回目の鑑賞した際舞台挨拶に立つすくっと姿勢の綺麗な浅田美代子さんを拝見して思いました。

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初回レビュー

・人間不信になりそう
・当て書き浅田美代子
・エンドロールの音声


・人間不信になりそう
仲間内の映画批評の会の課題が『エリカ38』だったので観に行った。とりあえず感想。

『月刊シナリオ』にシナリオ掲載されていたので先にシナリオ読んでから行きました。監禁の章が気合入っていたように思っていたのでどんなふうになってるのか気にはなった。

まあ、マルチみたいなこともともとやっててよりでかい詐欺師に利用される。途中で詐欺師裏切って自分がなりかわって栄枯盛衰みたいな話。冒頭と結末がカンボジアの青年との恋なので正直な話あんまりみたいとは思わなかった。人間不信になるし人生の光の当たらない老いの部分不安になる。もっと言えば暗い気持ちになる。とはいえきっとこれが老いるってことの一つだよなあと。

・当て書き浅田美代子
樹木希林presentsで浅田美代子さんに何か残してあげたのかったのかなって。あげなかったものはなんだろう?一緒に映画をって気持ちだったのかな?ケレン味と言えばいいのかそういう映画だったんじゃなかろうか?この辺が考えがいがありそう。脚本ではエリカ「一緒に死のう」母「あんたそれは男に言うセリフだよ」だったと思う。映画では母「嫌だよ」だった。笑ってるお客さんいた。

・エンドロールの音声
ラストシーンのカメラ見据える浅田美代子さんはちょっと樹木希林さんみたいに見えた。エンドロール気になった。この映画は実話がもとになってて最後エンドロールで実際の被害者のインタビュー音声が流れる。15億の被害額とかぶっ飛んでる。それだけヒラサワなる人物、エリカって人は魅力的だったんだろうか?と思った。

そういうふうに思ってしまうってことはどうなんだろう?あの音声生々しいけど本当はもっとすごい話だったのかなって思ってしまった。

とはいえ1番面白いのはやっぱり主演当て書きで作ったってことなのかな。なんだろう。キラキラした映画の中で異彩だ。すごいギラギラした話だ。なんか石食べさせられたみたいだ。肚の中ゴロゴロしてる。
茉恭

茉恭の感想・評価

3.8
これはまだ未解決のあの事件をモチーフとした作品で、
あのお婆さんの魔性部分に興味があったので、
非常に興味を持ちました。

魔性というか、毒婦というか。

浅田美代子さんの体当たりの演技に、
最初はどん引きでしたが、
だんだん可哀想になってきてしまい、
仕舞いにはすっかり私の中で犯人扱いですw

60歳過ぎて立ちバックでセックスシーンって凄いよホント!!!

終始、腕も足もギリギリまで露出した服に、
シワシワタルタルの顔、
もうこんなおばあちゃんに絶対になりたくなあああい!
と泣きたくなりましたw

作品は、亡き樹木希林さんの息吹があちこちに感じられましたが、
(キャスティングと企画も関わられたとか)
どうしても私は寂しく老いる女の醜態を観た気がして、
なんだか落ち込んで席を後にしました。

しかし…
最初から胡散臭さ全開なんですが、
なんでこんな簡単にみんな騙されるんてすかねー?

みんなどこか、埋められない孤独を抱えているからなんですかね?
そしてそれをいち早く嗅ぎ取った悪い人につけ込まれるんですかね…。

いろいろ考えさせられました。
浅田美代子はこの演技で主演女優賞を四つは獲りますよ。

10億円以上の詐欺事件の中心人物なのに
全然全容をわかってなくて
全然わかってないまま
被害者にめちゃくちゃ責められても

「みんなどうしたっていうのよ。ウフフ」

と全部スルーしちゃう感じが怖い。。


****


彼女の天然っぽさがこの役に現実味を与えてるし
演技力の高さは『あん』で証明済みだし。


63歳とは思えないキュートさも武器だけど、
この映画では全然美しく撮ってもらえてなくて
シワだらけの顔と体をさらけ出して
ちょっと大きめの鼻の穴もガンガン見せて
生身の人間としての実在感がハンパない。


それでいて
ちょっと地上から数センチ浮いてるような空気。

「この人とまともな会話できないな…」っていう恐怖。。。



****



映画自体はかなりゴツゴツした飲み込みづらい仕上がり。

画面はスタンダードサイズだし
ザラザラとしてて昔の刑事ドラマのような画面。

監督さんはドキュメンタリーを撮ってきた方なんですね。
元は写真家。


****



で、
このゴツゴツ感というか、B級感は僕は大歓迎。


外国の地味〜なノワール映画見たような気分。
それを浅田美代子主演で体感できるなんてこんな面白いことない。


(あ、でもエンドロールが全部英語だったり、サブタイトルにわざわざ英訳が添えてあったのは寒かったです。。)



****



どういうわけだか俳優さんがみんな素晴らしい!!

木内みどりがめちゃくちゃ怖い。。
平岳大も怪演だし
被害者集団を演じた方々も気合い入っていて良し!

で、それらをスルッと受け流す浅田美代子がやっぱいいんだよなぁ。。


****


気になるところも多くあったんですよ。
特に冒頭は違和感だらけで「帰ろうかな」とちょっと思ったくらい。

だけど話自体が、
めっちゃくちゃにずさんな詐欺の話なので
映画自体もバランスに欠いたエキセントリックな風味があるのは正解だと思うんです。


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吉本興業が100パー出資してるKATSU-doが製作してる映画なんです。


吉本臭というか奥山和由臭というか、、
ちょっとこの映画の内容とは関係のない匂いが映画の中にたまにありまして、、、
それがもうちょい抑えられていれば、
星5つでした。


しずちゃんは良かったけどね。
ぴ

ぴの感想・評価

-
浅田美代子さん、すごかった。
最後の希林さんに会えてよかった。

しずちゃんと小藪さんにびっくり(笑)
non

nonの感想・評価

3.0
痛々しいエリカに浅田美代子がめちゃめちゃハマってた。けど映画自体はちょっと残念やった
テラジ

テラジの感想・評価

3.9
試写会で拝見。最後のクレジットまで見てほしい!
ドキュメンタリーとドラマの中間のような映画で、樹木希林さんのキャスティング〜演出から、画面に出ていないときも存在感が大きな作品。終わった後で感想トークが盛り上がること間違いなしだと思う。