ねまる

アーミー・オブ・ザ・デッドのねまるのレビュー・感想・評価

3.5
最近、海外の映画の製作ニュースで、Netflixって書いてあると嬉しくなる自分がいる。
あ、世界と同時に観れるんだ、って。
そのおかげで、映画館やレンタルでは観なかったかもしれない作品と出会えるし、観ようと思えるの。
映画館、DVD、配信。
全てのいいとこ取りをして、映画とたくさん触れ合うことで愛していこうね。

てなわけで、
ホラー苦手、グロ苦手な私が、映画館では観られなかったと思う今作『アーミー・オブ・ザ・デッド』

『ウォッチメン』みたいなかっちょいいオープニングが、とてもザック・スナイダーで、ここからどうなるの?と気になってしまい結局最後まで観ちゃいました。
エドガー・ライトの『ホットファズ』、『ショーン・オブ・ザ・デッド』を楽しめるレベルの私には、グロが強くて、スマホ画面を手で覆う感じです。
グロダメな人は、やめた方がいいかも。

それでも最後まで観られたのは、
愉快なキャラクターたち。
知らない方ばかりだったけど、アメリカ、イギリスだけでなく、ドイツ、メキシコ、フランス、そして日本と、色んな国の人達が出演していて、面白かった。
特にお気に入りだったのは、案内人コヨーテことリリーのかっこよさと、少し抜けてる鍵師のディーターと彼のお守りのヴァンデルですね。

ゾンビへの感染をハンディタイプの検温器で測ったり、地域ごと隔離したりと、今だからこそ生まれた感じがしました。



下記、ちょっとネタバレ。
『ウォッチメン』のネタバレ含みます。

ゾンビに支配されたラスベガスを、
丸ごと爆破させるという行動。
コロナ禍になってすぐの頃、『ウォッチメン』の世界観なら、最初にコロナウイルスが出た武漢の研究所を丸ごと爆破させるだろうな。オジマンディアスかザックなら、後から起こることを知っていればある種の正義と思うだろうな、と思ったことがある。
まんまのことが、前提として行われていて、ザックさんだなぁと思った。『ウォッチメン』のオジマンディアス、ザックさんは一種の正義だと思っているよね。決断をして行動することが、正義だとザックさんは思っている気がする。
ねまる

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