大人になっていく事で幼少期の思い出の象徴であったデジモンとの別れが確実に近づいて行く、その現実を受け入れられない主人公（太一）達の鏡となる存在を敵役に配置し、それに究極の進化によって打ち勝つ王道な物語が激アツ極まりなかった。
ぶっちゃけ言うとデジモンというコンテンツに対してこれまで1度も触れてこなかったにも関わらず、示唆される一刻一刻と迫る離別の時と、世界の危機を同時に描く非情さのスリルの描き方に序盤から食い入りっぱなし。
そしてこれは永遠の別れではない、新たな再会の為に彼等は前に進むのである。
素晴らしかったです。
