韓国との関係が冷えきってきている状況の中で、この映画。。。関係者や評論家、政治家のインタビューを意図的な編集で軽やかにみせてくれた。
誰にも染まりたくないって思いながら猜疑心をもって観ていたが、はて、自分の意見ってあるのか?納得できる結論や良策は本当にあるのか?と混乱していく。
巧い作りだ。
恥ずかしながら、ここで意見を述べられるほど私は歴史を理解していないだろう。だから、何も言えない日本人だ。他国の人の方が気持ちを剥き出しで、立ち向かってくる。それを安易に受け入れようとしてしまうから日本人は厄介だ。
言葉の意味を知り、意見を自分の言葉で流暢に述べること。賢い人の証。真面目に憧れる。私は口下手だから、論破好きの人と対峙してしまうとついつい、尻すぼみになる。私が正しくてもね。。。
私が子供の頃、亡き祖父が語っていたのを思い出した。祖父は海軍の衛生兵だった。
『お祖父ちゃんはね。フィリピンやあちこちに彼女がいたんだよ。』
これが揺るぎない真実。