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主戦場のmのレビュー・感想・評価

主戦場(2018年製作の映画)
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見たいな、とは思っていたけど愛知トリエンナーレの件もあって見るべき、に変わった。ひとりひとりの顔の表情と言葉、文字を追うのに精一杯でもう2回くらいみたい。見る。この問題について思うこと、感じることたくさんあるけどそれを述べるにはまだ勉強不足だしそれはここではないとおもってる。この映画は賛否両者のことばや映像や資料が盛り込まれている分、膨大な歴史のなかからかぎりなく真実にちかいものをえらぶという作業をじぶんでしなくてもいろんな情報を得ることができる。見た以上その手間分考える時間をもたなくてはいけないかなとおもう。そしてひとつの意見の述べ方?定義の仕方、として腑に落ちるものがあった。わたしは義務教育のあと教科書をつかった授業を受けたことがない。いまはすこしよかったかなとおもう。このくにのふつう、に沿わないことがよかったのではなくて学ぶことの本質を学べたことがよかった、とおもう。それってすごく基本的なことだけどすごく大事なことだといまはそう思う。出来合いの知識やだれかの一存に左右される事実をしるのではなくて、学ぶことの本質、をきちんと学ぶことのできる教育がふえていったらいいなとおもう。それが繋げていくことになると思いたい。たたかいつづける、ことをつづけることがこれを沈黙のままにさせないことになると思いたい。この映画を見て考えることが直接的な解決につながることはないとおもうけれど、考えることでだれかを想うようでありたいし、これからを生きていく世代として起きてしまったことに責任はないけどどうしていくかには責任があるはず。知る場所はたくさんあったけど、韓国大使館のとなりに住んで目の当たりにするまで、知らんぷりしていたこと反省。これから考えつづけていきたい。
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