黄金期の日本映画を感じる一本なのは間違いない。
ジョンヒューストンの『天地創造』と対を成すような存在感を感じます。
豪華キャスト勢揃いして、正直今見るとギャグにしか見えない神話描写…。
知っている顔がいなければ、壮大でヤバい宗教映画になってしまうギリギリな感じが何か凄い。
志村喬のヒゲ面は最高です。その弟役 鶴田さんはいい奴でした。原節子さんが天照大神をされるのに何故か説得力がある。
特撮と実写の合成は流石。半世紀前といえ違和感なく迫力申し分ない様は円谷英二の偉業。
日本の神話は1ミリも知らなかったので、大筋が学べて良かった。
特撮の勉強にもなる映画だと思いますね。