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最強殺し屋伝説国岡 完全版のShinMakitaのレビュー・感想・評価

1.8
「ベイビーわるきゅーれ」シナリオ執筆に際し、本物の殺し屋に取材をしようと思い立った映画監督・阪元裕吾は、関西の殺し屋協会を通じて国岡昌幸(23)を紹介された。国岡は殺し屋になって三年目だが、依頼が絶えない腕利きである。京都のワンルームマンションで1人暮らしの国岡の元を訪れた阪元は、早速カメラを回し始める。これから彼の密着ドキュメンタリーを撮るのだ。国岡は協会に籍はあるが基本はフリーランス。依頼の受注からクレーム処理まで全て独りでこなしている。日々淡々と仕事をして、オフの日にはガールフレンドのマイちゃんとデートを楽しむ国岡。出張先では現地の名物を味わったりして充実した人生に見える。しかしある時、標的を間違えたことから依頼主の怒りを買い、的にかけられてしまった。しかも協会に属さない〈野良〉の殺し屋コンビが私怨から彼の命を狙っていることにも気づき…

「最強殺し屋伝説 国岡」

以下、最強ネタバレ伝説。


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もちろんフェイクドキュメンタリー映画。国岡の、あまりに普通すぎる日常とキャラクターがリアル。そして〈同業者〉の皆さんが個性的で笑いを誘います。殺丸が好きだなぁ^_^ あいつのチャリとマイちゃんがどうなったのかが気になります。

「ある用務員」で最強の幼馴染、「黄龍の村」で最強の伏兵を演じた伊能くんがついに単独主演!という楽しみもあり、阪元映画は制作年度順じゃなく公開順に観たほうが楽しいかも。いま、出来不出来はどうでもよくてとにかく作品を見たい、と思わせる監督は阪元裕吾だけだなー。
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