ノラネコの呑んで観るシネマ

最強殺し屋伝説国岡 完全版のノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

4.2
相変わらず王道B級路線で面白い。
殺し屋の存在が当たり前の京都で、最強殺し屋の国岡の日常を描くモキュメンタリー。
殺し屋モチーフのモキュメンタリーには、シュワルツェネッガーの「キリング・ガンサー」て酷くつまらない凡作があったが、お金はかかって無くてもこっちの方が遥かにいいじゃん。
「ベイビーわるきゅーれ」の時にも思ったが、阪元監督の作る殺し屋の世界は、「ジョン・ウィック」の下町版だな。
色々システマチックなんだけど、自然に存在し過ぎて妙にリアリティがある。
この世界では、警察の存在意義ってどうなんだろうw
全く出て来なかったけど。
そして今時の殺し屋と言いつつ、やっぱ一番力入ってるのは格闘アクションなんだよな。
クライマックスのど付き合いの熱血さは、熱すぎて熱出てきたよ。
この人には、いつかガチで「ジョン・ウィック」撮って欲しい。