記録。
〇〇に出会った森の中。
本人も隠そうとしないパチモン映画『スマホ拾っただけなのに』や『DIVOC-12』への参加で知られる中元雄率いるナカモトフィルム製ホラーコメディ。
日本の作品の割には雰囲気出てるスラッシャー感満載のポスターや、あらすじに反して…て、これ言っちゃっていいのかな？他の方のレビューでも触れられてるしまぁイイか。
いわゆる『カメラを止めるな！』的なギミックを持った作品。導入部が異常なつまらなさである所も似てる。
ただあまりそこに主眼は置かれていないようで、きっと楽しみを見出すとすれば80年代までのスラッシャームービーへのオマージュ(というかパクリ)に対する「あ、これはアレだな」というニヤリでしょうね。『ハロウィン』のテーマ曲っぽい劇伴や、『死霊のはらわた2』的な展開なんかはその最たるものでしょう。
クオリティの高い作品かと言われれば全くそうは思わないし、あくまで自主制作レベルの範疇を出るものではない。フィルマの平均スコアもはっきり言って眉唾。
だけど、きっと制作サイドが楽しみながら作ったんだろうなっていうのが感じられて微笑ましい気持ちにはなれました。
