幼なじみで親友かつビジネスパートナー、スマホのシステム開発者のパウルと、ベンチャー企業経営者のトニー。
私生活でそれぞれ問題を抱えた2人が、新規大口契約をした後のパーティで大喧嘩。
「身の回りのものをすべて倉庫に預ける」
「1日に一つ取り戻す」
という条件下で何日過ごせるのか試す事になるストーリー。
主演俳優2人がそれぞれ、脚本＆監督、プロデューサー、というのが面白い。
状況と演出はコメディなのに、起こっている出来事は重くてだんだん笑うに笑えなくなってくる…
スマホ依存のパウルと、実はコンプレックスの塊、でも見た目はイケてる世渡り上手なトニー。
私は断然パウル派、パウルがもっと目に見えてハッピーになってくれたら良かったなあ。
観終わった後でパウル役の俳優さんが監督&脚本と知って、「ああ、だからか…」と納得。
フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』をベースにしているらしい、でもストーリーはオリジナルなのかな？
断捨離生活の映画というよりは、男の友情＆生き方を見直すことがテーマ、という印象。
コメディ要素もありつつ友情の着地点に納得、のドラマだった。
