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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘のUSKのレビュー・感想・評価

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)
4.9
2000本達成。ルパン三世よ永遠に。。モンキーパンチ先生ありがとう。。小池監督クールなルパンを復活させてくれてありがとう。。

毎度キャラクターの持ち味を100%活かした脚本とデザインに感服する。今回も不二子の"嘘"と"色気"をしっかりと味わせて頂きました。グラマラスなボディによる肉弾戦と武器をマジックのように駆使しながら闘う魅惑の戦闘術をスタイリッシュに描く事で『氷の微笑』や『蜘蛛女』等、男を手玉にとって殺すエロティックサスペンスの魅力まで引き出していて良かった。更に今回の不二子ちゃん頭身が完璧だし、チラ見せの美学を理解された入念なる演出はもう最高。ニ次元に恋をする気持ちが今なら分かる。

そして『LUPIN THE IIIRD』シリーズのもう一つ魅力は主軸となるキャラクターを負かす力を持つ悪役。次元には拘り多いスナイパー兼早撃ちガンマン、五ヱ門には強靭な身体と心を持つゴリ押し野郎、今回不二子を追い詰めるのは感情を失った特殊能力を持つ童貞殺し屋。予告編にて「我が呪いにかかれ」という台詞が印象的で、この厨二病患者が不二子の魅力を引き出せるのか心底心配でしたが、そこはサプライズを含めきっちり最大限まで引き出してくれていて安心しました。

是非劇場で峰不二子の魅力を味わいましょう。
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