LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘の高楊枝のレビュー・感想・評価

ルパンの各キャラクターに焦点を当てたシリーズ。

不二子というミステリアスが売りのキャラクターを深掘るのは難易度が高かっただろうなぁと思う。
それでも人間らしい部分と、ミステリアスな部分（たいてい理由がある）をバランスよく混ぜていた。

そして緩やかにシリーズ同士が繋がり、大きな脅威を匂わせていく様子はワクワクします。

作風はいまどき時代を逆行するようなハードボイルドさ。構成も手堅い。

こんなにちゃんと物語を、構成できる映画って結構少ないのでは。

日本のアニメって不完全な部分を作家性とごっちゃにするから、なんか垢抜けないよなあと勝手に思ったりしました笑

唯一気になったのは、五右衛門と次元の時より不二子が可愛くないような…（致命的？？）人の好みということで🙄