新作『カンフーボーイズ』が良かったので再鑑賞。
アクション仮面、カンタムロボ、ぶりぶりざえもんが一堂に会し、しんのすけをお助けするシーンがいつて見ても面白い!
安定のぶりぶりざえもんの天丼ヒールっぷりに、勢いからアクション仮面すらもボケに徹するところが最高!
また本作は、おちん◯んネタに止まらず、直接的な下ネタが多かったり、オカマの露骨な描き方(でも、CVは田中秀幸と大塚芳忠)など、今では絶対にできない笑いのオンパレード。
ただし、それをヘンダーランドに魔法という何でもありの世界と、上記のような勢いを持って、シリーズ随一の振り切りを見せてくれるのが本作。
特に、ヘンダーランドに乗り込んでからと、重力無視の追いかけっこをするとんでもクライマックスに、
監督:本郷みつる、脚本・演出:原恵一、演出助手:水島努、設定デザイン:湯浅政明のケミストリー効果が現れていると思う。
そして、巨大な遊園地で迷子になるしんのすけや、スノー・マン・パーの作戦とチラッと見せる姿など、不穏な雰囲気を漂わせる演出は、まるでホラー映画のよう。
この辺も他のシリーズには無い特徴。