このレビューはネタバレを含みます
「シリアからトルコに逃れたものの、最愛の母も失い、シャンルウルファの孤児施設に引き取られたイーサ。彼はそこで同じ境遇のアフマドとモアタズに出会う。3人は各自の目的のため、街でティッシュ配りを始めるが…」
シリアからトルコに逃れた戦争孤児たちを描いた本作。演じているのが実際の難民の子供たちだということを意識して観ていたからか、心に訴えかけてくるものを強く感じた。特に最後の、「君もスターになれる」のステージで故郷を想う歌を歌うシーン、途中で歌えなくなってしまうところは胸がしめつけられる。