新しいホラーの形として確かに新しいんだけど
恐ろしいのはむしろ前半の踏み外していく過程で、完全に主人公が吹っ切れた後半からはちょっと楽しくなってきちゃった✨
みたいな映画
泣いてスッキリする失恋映画ですとかなんとか監督が言っていたみたいだけど、その視点で見ると楽しみかたがわかりやすいし、確かにそういう映画かもって思える
ダニーに対する皮肉も込みでね
ダニーは元彼とどうも噛み合ってないというか、多分最初から現実を見てなくて、感情の世界で生きてる。だから始めから噛み合った事ないみたいなんだよな。そういう意味ではまあ共感者を得てハッピーエンドだよねこの映画
言葉に出さないと伝わらないっていうけどそもそも会話も求めてなくて、感情を共有して欲しかっただけなのかな〜って思うとあの村に行けてよかったね！みんな一緒に泣いてくれたしね！ってシニカルな視点で観てしまうし、実際皮肉じゃない部分でもそうだと思う
あとはCGの使い方が天才かよって思った
幻覚をさり気なく表現するって盲点というか。薬物アハ体験やね
ラリってる表現でよく見るのはカイジのグニャ〜みたいなモーションブラー的歪みだけど、あんまりリアルじゃないんだろうな。
よく見たら動いてね？この花。いやそんな訳ないよな...いや、やっぱ動いてるわ。みたいな違和感から気付かせるっていうのが気持ち悪くて痺れた
高熱が出た時、たまにあんな風に見えることあるわ。いや映画と関係なかったね。
