ミッドサマーのアラバンのネタバレレビュー・内容・結末

ハードル上げすぎたのかも。
ビビリでホラーが苦手なのに全然怖くなかった。グロは予想以上にグロかったですが。。

プリミティヴな宗教を信仰する閉鎖的コミュニティの中に部外者がやってきて、一見穏やかな信者たちの狂気と異常性が彼らに向けられます。

部外者たちが、伝説や神話に擬えた儀式的なやり方で残酷に殺されていきますが、なんというか、この設定ってそういうもんだよねって感じで、驚きも恐怖も不気味さもあまり感じませんでした。

腰振りを全力サポートする全裸ババアのおぞましさには参りましたが🤮🤣

異様な造形物を含む演出の精度や、そこから生まれる世界観を堪能する類の映画かもしれませんが、そこはあまりピンときませんでした。


そもそも着陸寸前の飛行機の大揺れから逆さ映像の流れからすると、これは飛行機墜落してない？

以降の出来事は死の直前に彼女の潜在意識が作り上げた祝祭だとすると、前半に提示された荒涼とした風景描写や家族の喪失、友人や恋人との歪な関係性が、すべて収まるべきところに収まるし、ニヤリと笑うラストもピタッと決まるので、勝手にそんな解釈にしておきました。テキトーです。