kojikoji

ミッドサマーのkojikojiのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
3.5
2020年 アメリカ 監督アリ・アスター(ヘレリタリー)主演フローレンス・ピュー
 昔、予備知識全くなしの状態で、フィンランドの夏至祭に行ったことがある。その時、祭りなのになぜか不気味さだけを感じた記憶がよみがえり、題名からこの映画に少しばかり関心はあった。加えて、アリー・アスター監督が21世紀最高のホラー監督と言われているということもあり、絶対に見ないホラー映画を見てみることにした。

 本当に久しぶりに、ホラー映画(監督は恋愛映画と言ってるらしい)を最後までみた。
 結末はどうなるのかという関心だけで、最後まで見れたが、結局、見終わって残ったのは、顔が潰れるシーンだけで、後味は非常に悪い。独特の世界観といえばそれは言えないことはないが、だからどうなのと言いたくなる。
 とはいうものの、完全に2時間半余り、全然違う世界を彷徨わされたのだから、やっぱりすごい監督なんでしょう。
 主人公が最後に、自分の生きれる場所を見つけて、笑顔を見せるが、それは現代が如何に病んでいるかの証であって、実はそこが一番怖いのかもしれない。
 

他のユーザーの感想・評価

前から気になってて、久しぶりにホラー映画を観ました。

この映画から伝わってきたのは、人への依存、恐怖でした。

※グロいシーンがあるので苦手な方は注意!

このレビューはネタバレを含みます

長い!!わからん!!A24の作品ってほとんどどれもジジイのわしには響かんなあ
MikiSuzuki

MikiSuzukiの感想・評価

3.1
ディレクターズカット版を劇場でみて、ようやっと通常版を鑑賞。
内容わかってても相変わらず強烈。

なのに嫌いじゃない。
花が美しい。
生と死と真実と虚偽のコントラストにクラクラする。
真夏の夜の悪夢

明るい日々の闇
笑顔の下の牙

あの子もこの子も
みんなみんな

命のサイクルだから
文化だから
こうしてきたの

あなたはもう私たちの家族

___
このあとは
ミニオンズでも観ようか
y

yの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アマプラで見られるようになっていたので通常版を見ました!
良くも悪くも反響が大きい映画という認識だったので、どれだけ心がえぐられるんだろうとわくわく笑しながら見てたのですが一向にえぐられず。
主人公にとってMAXつらかったのは妹が両親を道連れに心中したことですよね。以降、それを超えるつらさというのはなかったように思えます。もちろん友人や仲間やコミューンの人達が次々に殺される(or死ぬ)のはつらいですが、そりゃ死ぬのがつらいのは当然。エンタメならその死ぬより怖いを提示して欲しかったなぁ〜と思います。
彼氏がほかの女と、、、というのもそりゃまあつらいだろうけど、その前から彼氏の心は離れてたし(もし裏切るならもっと前フリきかせてほしかった)こんなメンヘラ女めんどくさいでしょ。男友達の旅行についていくかね、普通。と思ってしまい同情できず。
ストーリー展開も一番最初がMAXで、それ以降はあるあるというか不可思議なコミューンに入っていって恐ろしい目に逢うというのは、どっかで見たことあるなぁ〜という印象です。
コミューンは山奥にあるとはいえ、さすがにあれだけの人数犠牲にしたら事件にならない?ってことも疑問です。
よかったことは、カメラワークと主人公の演技力、あと画面がずっと綺麗で白くて明るいこと。
コミューン自体が日本の村社会にも通じるところがあって、その点はちょっと考えさせられました。
ソリ

ソリの感想・評価

4.5
昔ながらのホラーな感じもあり、新しいホラーな感じもあり面白かった。
ディレクターズカット版もいつかみたいな
おざわ

おざわの感想・評価

2.5
気持ち悪い、不快だった。
もう一回観ようとは思わん…

終わり方は結構好きでした。
主人公にとってはハッピーエンドで、救われて良かったのかなと…
tmktagam

tmktagamの感想・評価

4.9
白夜の眩しい光の中で、薄明るい青空の下で、花や血が鮮やかさできれいなこと。画面は一つひとつ繊細に作り込まれているのに、ストーリーは超シンプルなのがまたいい。
Koki

Kokiの感想・評価

2.2
独特の緊張感がある映画だった
長かったけどあまり感じず集中して観られた

狂気満載だったけど不思議と怖さは感じなかったかな
目はそむけたけどね
小松菜

小松菜の感想・評価

3.6
こんなに明るくて華やかなのに不気味なのは初めて。
なんか食べ物全部気持ち悪いしなにも理解出来なかった、、

とりあえず伏線とカメラワークは凄い。
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