一日中太陽が沈まないホルガの村。
そこで当然のごとく行われる理解不能な儀式。
青い空に、色鮮やか花々。笑顔の住人。
視覚的な矛盾と、白夜による時間感覚の喪失により、精神の不安定を招きます。
何この村、やばいくない？
いや、まてよ私達が間違っているのかもしれない、、？
私は哲学者ニーチェの
「深淵を覗く時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」の言葉を思い出しました。
異常に思えた世界だったはずなのに、自己の心象との対立葛藤の末、自分の内なる世界に気づき、自身のアイデンティティにつながる、。
究極のエクスタシーとカタルシス。究極です。
この映画は、”グロいホラー映画”と評されてますが、ホラー要素を期待してみると、この映画の良さが伝わらないと思います。
悲しみに打ちしがれて被害妄想になっていた状況から、気高くパワーに満ちた女性へと変貌を遂げるダニーの物語と思った方が良いのかも。
アリアスター監督が徹底して調査によって生み出された細かなホルガの楽園の演出も見どころです。
深淵を覗いたら見えるものは、天国か地獄か。常識か非常識か、、？白昼の悪夢をお楽しみあれ！
インスタで映画の投稿してるのでフォローしてくださったら嬉しいです😭😭😭💜💜💜💜💜
