ミッドサマーのシオのネタバレレビュー・内容・結末

以下ざっくばらんにメモ的感想。

絵や模様、食卓、キッチン、植物、空などの描写や風、音楽、呼吸（息遣い）などの音が細かい映画だなと感じました。
花や葉の植物が呼吸してる様はなんだかファンタジーでとても好きでした。

クリスチャンたちがダニーを旅行に誘うシーン、みんなクリスチャンに口裏合わせるよう直前に言われただけなのに、嘘つくの上手。だけどこれに反してコミュニティーの人たちの嘘はなんだか違和感だらけ。ピュアっぽい下手さ。頑張って口裏合わせた感じ。でもその嘘も主人公たちは訝しがりながらも受け入れてる、というか短い時間で風化してる。ダニーもコニーやサイモン、行方がわからなくなった友人たちのこともだんだんどうでも良くなってる。最終的にはクリスチャンのこともどうでもよくなってる気がした。恨みとかではなく、どうでも良いーって。
ダニーは辛い経験からか「置いていかれる」って状況が耐えられない？クリスチャンの突然の旅行案、夢の中でみんなに置いていかれる悪夢を見たり、けど頻繁に1人になりたがる。弱みを見せたくない？心配かけたくない？彼氏であるクリスチャンは支えてくれないから？彼は放任主義？彼女に対する愛情はもうないのだろう。そこに漬け込んでくるのがペレ。でも付け入り方が下手。ピュアっぽい下手さ。
コミュニティーで最初に嗅がされたり飲まされた麻薬？のせいでみんな「防御を解く」ということをされてる？「本能を曝け出す」欲求を抑えられなくなってる気が。マークは思ったことなんでも口に出す性格に拍車がかかって「いやだ！」とか「寝る！」とかトイレ行くっていって人目につく草原の枯れ木に立ちションしたり（大事な木だった為村人の逆鱗に触れる）、ジョシュは論文に対して独占欲？や知りたいという欲求を我慢できずに悲惨な目に…。
ダニーが女王に選ばれたのは偶然？
90年に1度の宴祭らしいけど、ではあの儀式も？崖から…思い出しただけでも怖いシーン。90年に一度しか魂をサイクルしないの？間に合わなくない？90年に一度というのは嘘とか？ほんとは毎年やってるのか？
最後ダニーがクリスチャンを選んだのはマヤとの性交が原因？それ以前の問題？でもそれだけで選ぶ理由になる？コニーとサイモンはどこに行ったの？あと、村の他の帰省者が連れてきた人他にもいたようだけど…？村の人と抱き合ってたから帰省者だけだったかも…記憶が曖昧。
そもそもなんで9人？90年に一度なのも何故？

…私も知りたい欲求が止まらない…考察されてる方のレビュー等を観て復習します。

…ていうか、これ、中毒性あるのかな？頭の中の「？」を解明するために何度も見たくなる映画ってこと？単純に私がぼんやりしてただけ！？！？うーん…もう一度観てみようか。