フォークホラー好きにはもってこいの作品。
面白い所は、一般的なホラーと違い終始照明が明るいところ、悪魔的な儀式ではなく祝祭を扱っているところです。
また、村に招待されて、説明もなく村の人の風変わりな暮らしや遊びや行事のシーンが垂れ流されるので、自分もこの村の祝祭に連れてこられた登場人物なんじゃないかと錯覚してしまいました。
未知であるが故の奇妙さや奇怪さをカメラワークや音楽で見事に表現されており、村人たちも悪者に見えますが、振り返ってみると殆ど悪意のあるシーンがないというのも面白いところです。
強いて言うなら作品の雰囲気を壊すくらいなら
PG上げてもよかったのでは?
良質なフォークホラーです。
物好きにはオススメ