めちゃくちゃ手の込んだ悪趣味ギャグ映画(褒めてる)
ポスター、予告編を観てずっと気になっていた作品！
ホラーということで映画館で観れるか不安でしたが、割といけました！あんまりホラーって感じではなかったです。
ちまたでは上田と山田のいないTRICKなどと言われていますが、確かにそのくらいの心持ちで行くと観やすいと思います！ものすごい恐怖体験や物語にメッセージ性を求めたりすると、あれ...？と肩透かしをくらうかも。あくまで普通の娯楽作品！
今作で一番怖かったのは、鑑賞後スッキリしている自分がいること。「救済」「癒し」などのワードを事前にいろいろな方の感想で見かけていましたが、ちょっと分かってしまった...。それが怖い。共感を重視しすぎるのも危険なんだなあと。
確かに主人公は精神的に「救済」「癒」された
のかもしれないけれど、これを良しとしてしまったらカルトを認めることになってしまう...。
やっぱり普通に村は悪いことをしているし、これからも続いていく訳だからこれを「救い」としてはいけない...と思うけれど実際スッキリしちゃってるから監督にまんまとしてやられた感じ...悔しい〜
北欧っぽい風景や衣装、美術はめちゃくちゃ可愛かった！
パンフレットも再入荷されていたので思わず購入。デザインがとても工夫されていて素敵でした。ヒグチユウコさんのイラストの日本版ポスターもとっても素敵。
