このレビューはネタバレを含みます
映画の内容通り、とんでもない世界に連れて行かれた感じ。
正直途中で「帰りてえ…」ってなるのはある意味正しいのかもね。
個人的に「この人たちにとっては老人を老人ホームに入れる事が残酷に見えるかも」というセリフに考えさせられた。それぞれの価値観や常識って生まれた環境に依存するよね。
愛してる家族は死に、彼氏やその友人からは相手にされず1人きりだったダニーだったけども、悲しい時や嬉しい時や痛い時に究極まで共感してくれるホルガ村の人々に救われたし、ハマってしまったんだろうな〜。
心理学を学んでいるというのもなんか皮肉。
ちなみにディレクターズカット版を観ましたが、性の儀式時にモザイクが無いからR-18らしい。グロ要素が増えたからとかじゃ無いらしいよ。
音の使い方も絶妙で、なんかちょうど不快になる音量でダニー泣いたりとかしててすごい不安になるのよねー。そういう意味では映画館で見てよかったなー。ダニーの泣き方が辛そうなのがまたこの映画を引き立たせてたなー。嫌な泣き方！
良くも悪くも衝撃的な映画でしたね
