nanmoto

ミッドサマーのnanmotoのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドサマー(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

まずミッドサマーのタイトル
ウディアレンのミッドサマーセックスコメディーからとっていて、その元ネタにやっているイングマールベルイマン夏の夜はみたび微笑むという作品があり、その二つの作品からミッドサマーのタイトルテーマがきている。

またアリアスターはベルイマンから自分の個人的な出来事から映画を作るスタイルに影響を受けているらしい。今回はアリアスターの失恋の話。

舞台となるスエーデンは近代的な文化の国だがキリスト教の普及が遅れた地域。
デスメタルなど音楽ジャンルが盛んで土着した信仰をもっているペイガンと呼ばれる反キリスト主義の北欧神話を信仰する地域が残っている。

ミッドサマーは夏至祭みたいなもので
植物のサイクルにあわせて人間の性も。

巧みに他国の祝祭と要素が組み合わせられバックグランドを作っている。
それを基に
モザイク的にベルイマンや韓国映画や神話を数え切れないぐらい引き込み丁寧に練りこまれて、軸の壊れてしまってるカップルのストーリーとうまく絡まり合い展開されていく。

知らない宗教の儀式は異様にきみ悪く最高です。
アリアスターのヤバイ所は撮影技術、思想までも流用し丁寧に落としこみ操ってる。まるで凄腕djの美しいmixに原曲の良さを教えてもらっているような感じ。または美しいツギハギだらけの変質者プレイを見せつけられるよくわからない気分になります。

1番好きなのは終わり方です。
受け取り方次第で逆転してしまうところ。
考えさせられる。変質者プレイ。
一回観ただけでは測りきれないですね。