上田と山田が来ないTRICKと、最初に気づいた人たちナイス！
TRICKのBGMが似うな、これ。
メンヘラ女、ダニーにとっては超絶ハッピーエンド。
自分の不安に、同じように泣いて共鳴してくれる。欲しかった人たちが手に入ったのだから。
メンヘラ・ダニーは悪気はないんだろうけど、全力ですがりついてくる。
逃げようとしても、可愛そうな私を出しまくって全力ですがりついてくる。
でもこっちがうんざりしているのを、（おそらく過去の経験から）見抜いてもいる。
だから新しくすがりつける先が見つかったらとっとと、直前まですがっていた者を捨てる。
ウザい。
こんなヤツとかかわらないが吉だが、人生の中で何回か巡り合う。
大抵の人は似たような人たちと不幸にも関わった経験があるだろう。
だからこの映画に妙な共感を受ける。
物語はこうなるだろうと予想する方向に必ず向かう安心設計。
彼らをコミュニティに誘うペレの「両親が焼け死んだ」も、わかり安すぎる伏線だし。
結末だけは、全滅エンドなのか、ダニーとカレシのクリスチャンのどちらが生き残るのかだけが読みづらい。
メイクイーン選びの出来レースっぷりから結末は見えてくる。
胸くそと取るかハッピーエンドと取るか。
一番面白かったのは本編より、Twitterで展開されたTRICK大喜利だったわって評価が一番いいかもな。
監督も、東洋の果ての果てで大喜利にされるとは思ってなかったろうよ。
【気になったコト】
あの儀式でお亡くなりになりの72歳、2名の火葬がバーベキューみたいな火力だったので気になって調べてみた。
スウェーデンは火葬、土葬どちらも有り。
（一般的なのは火葬）
火葬文化が根付いていないわけではない。
バーベキューみたいだったのは、映画上の視覚効果の演出と思うことにした。
