何回観ても最高だね。
家族が死んで、どん底のダニー。彼氏も自分に興味ない。でも頼るひと彼氏しかいないから、彼氏に連絡ばかり。
そんな彼氏と、その友達とスウェーデンのコミューンに。そこで目にするびっくり仰天、奇天烈な、世界がひっくり返ったような世界だった。
どん底スタート。
情緒不安定。
薬でトリップ。
白夜だからずっと明るい。そういった現実だけど、そうでもなさそうな世界が見てるひともトリップさせる。
人が落ちて死んでびっくり仰天。
その場、その直後はやばいやばいするけど、意外とすぐに落ち着く。違和感持ちつつも、順応してく。どんどん人がいなくなってくにもかかわらず…
サイモンは？
って言った直後、ミートパイって言われると、サイモンの肉な気がするよ。
そういう想像させる文脈作りが非常にうまい。はじめて見たときおいおいってなった…笑
マークに見せてあげるからなんて言葉かけて、それについてってジ・エンド。
お料理から陰毛、飲み物はなんだ？絵からするにしょんべん？でも赤かったからな…でも特に説明せず。
こういう説明をせず、絵とか流れで類推させるのがほんとに映画らしい。
ラストに進むのはネタバレになるので言わないけど、びっくり笑っちゃう…ところが多い。超トリップが待ってるから。
これってダニーの救済？ダニーの夢？
そんなことを思いつつ、想像させる映画的な演出がものすごくのめり込ませるんだよな。
ほんとにくい映画だ。
