いろんな人が言ってるようにマジでずっと気持ち悪かった、、、グロシーンもたしかにエグかったけど、気分のどんより感が半端なさすぎて鬱。とにかく鬱。白夜の中の夏至祭っていうずっと明るい映像と、真っ白な衣装にカラフルな花飾りにも気が狂いそうになる。それに加えて本当にこれは関わっちゃいけないやつだと思わせるような音楽というか、村人たちの声に鳥肌が立つ。個人的にはわけのわからない歌というか奇声の中でのセックスシーンがトラウマすぎる。
という、気持ち悪さを存分に感じた一方でこの映画の147分にずっと釘付けになったのも事実。本来の夏至祭ではこんなことしないんだろうけど、命の循環のために自ら生贄になる文化が飲み込めてしまった。その文化の中での村人たちの一体感も納得できる。ダニーと同じように、自分の中にいる鬱な自分がそうさせたのかなあ。
気分も悪くなるし、自分の中の嫌な部分も見えてくるし、最高に最悪な映画だったと思う。
