ミッドサマーの作品情報・感想・評価

上映館(106館)

「ミッドサマー」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

劇中に起こる様々な事が、半歩間違えば単なる胸糞悪い事案で、拒絶反応が起きそうなところを、アート風味で上手く回避していた印象です。

特筆すべきはプログラムの出来が素晴らしい。
観賞後だと、いやこれはあそこの売店で買ったやつで、違うんです、と一人でミッドサマーごっこが出来るやつだからオススメです。 

あと、マークの扱いが可哀想過ぎる。
ちょっと嫌な奴の立ち位置のまま、立ちションからの行方不明という近年稀にみる見せ場のないまま人間からカカシへの格下げコンボを見せてくれました。 
かたやクリスチャンは、ロボトミー状態からのリアルプーさんなので、明らかに扱いに差があります。

日本版でリメイクするなら、ポツンと一軒家の取材で訪れたら、、的な展開だとハマる予感。
kome

komeの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

怖いんだけどなぜか笑える。

やばい宗教の村に誘い出されてみんなやられちゃうっていう怖い話なんだけど、なぜか笑えてしまった。もちろん怖いけど。

村に入った途端、やべえ薬草の粉みたいなのやらされると思ったら彼氏の友達はラリってるし。
72歳になったら飛び降りて死ぬっていうイベントを間近で見られるし。
先祖の眠る枯れ木の墓に小便して怒られるし。
ゾンビみたいにされたり、花壇に植えられたり、見守られながらセックスしたり。
どこもかしこも理解できない。

印象的なのは、飛び降りのシーンの後、主人公に向かってこれが彼らの文化で偏見を持って見ないようにしなきゃ的なことをいうシーン。
最終的にはクスリキメられて動けなくなって焼かれる彼は、そのシーンの時は論文書くために偏見なく研究してやるんだぜ的な意気込みだったんだろう。でも研究するっていうそれ自体がその文化を特殊なものとして見ている、ある種偏見的な考えとして描かれてたのかなあと受けとめた。

そして、主人公の最後の笑顔はそれと対比してその文化の当事者として真に理解した姿なんだろう。

ただ、彼氏と共に焼かれて死ぬことを志願して殺された村人は、本来その文化の当事者だし志願しているのだから理解者なんだろうけど、実際に火に炙られてる時はめっちゃ苦しそうだった。
それを見て私は笑ってしまった。
火をつけられる直前に痛みを感じなくなる薬みたいなの舐めさせられてたのに、めっちゃ熱いじゃんみたいな顔。

他にも面白シーンはいっぱいだけど、よくわかりません。よくわからないように作ってるんだと思う。映像もグニャグニャしてるし、鼻の穴広がったり笑かせにくる。

最後に。
レビュー書いてるから面白いけど、1人で見てそのまま終わったらモヤモヤしてストレスたまる映画だったかもしれない。
EDDIE

EDDIEの感想・評価

4.0
閲覧注意。まずこの映画を観る際には倫理観は捨て去ること。映像・編集・音楽とどれをとっても一級品。ただ文化・風習の異なる別世界の儀式に目を疑うことばかり。真面目な話、アリ・アスター監督はホラーとしてでなく笑わせようとしてるのでは?

っていうのもですね、グロい描写は多いものの、ちょっとこれ笑かしにきてんじゃないかっていうぐらいブラックユーモア的な演出もあり、「本作は恋愛映画です」って真面目な顔して語るど変態監督なのでもはやジャンルで括ることは難しいかもしれません。
まず第一に本作のような作品は決して好きではありません。それなのに147分の長尺を全く長いと感じずに最後まで見入ってしまいました。何もかもアリ・アスター監督の卓越した映像的センスに他なりません。
血もたくさん出てきますし、セックスシーンであったり、人の人は思えない姿が出てきたりと目を覆いたくなるような描写が多いのに、この映像を見逃しては勿体ないという別人格のような自分がいたのです。

スウェーデンの得体の知れない祭と風習。一つ一つが我々の知りうる常識では測れない意味不明なことばかり。本作はある意味すべての物事を自分の物差しだけで測るなと言われているかのようでした。

ホラー映画として位置付けられる本作ですが、ほぼほぼ明るいシーンばかりで、監督のデビュー作『ヘレディタリー』とは一線を画します。
常に不気味で瞳孔が開きっぱなしでしたが、とにかく凄いものを観てしまったなと。
この映画は様々な解釈をしながら楽しむことができるとも思いますが、余計な考察をしても仕方がないんじゃないかとも思っちゃいます。もちろん作品を追うごとに、どれもが伏線として考えられる細かなアイテムの一つ一つが気になって仕方がないとも言えます。
結局感想がちゃんとまとめられていせんが、とにかくラストのフローレンス・ピューの表情は忘れられませんね。

※2020年劇場鑑賞37本目

このレビューはネタバレを含みます

映画の意味がよく分からないって人は
「ダニーが失恋と喪失から解放される映画」って捉えたらよく分かると思います。

・家族の死
・クリスチャンへの不安
想像出来へんくらいに辛い思いしてたんやろね
でも
May Queenに選ばれて
家族として受け入れられ
ハルガ村の人と気持ちがリンクしてるかのように一緒に発狂してくれるしで
一気に解放されたんやろね
最後のあの笑顔、サイコーやった(*´ω`*)サイコーなgoodbyeやった


前作同様、驚かすシーンは少ないけど
よく見たらなんか映ってるっていうのが
あって嬉しかった笑
(終盤の森の背景が自殺した妹の形になってたり)

はぁーーほんまこの映画素敵!!
あと3回映画館でみる!!!
てた

てたの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーといえばホラーなんだけど、自分がサクラメントに期待したことをすべて詰め込んでくれたので正直怖さよりも興味深さが勝った。
要約すると正しいテンパードの作り方。

カルト教団と定義していいのかわからんけど、法規を無視して自分たちの信仰を主として生きている集団なので、カルト教団とする。そのカルト教団での家族、いわば信者に落とし込んでいく過程が丁寧に描かれている。
作中の外部から来た人間以外は全員目も行動も狂気的。そこに落とし込むのには、同調と薬とを使ってハイローの感覚で揺さぶって行くことなんだと思った。
おそらく口に入れてるものほぼ全てに高揚する薬が入ってたんじゃないかな。
なのでダニーはフラッシュバックや幻覚を繰り返し繰り返し見てたんだと思う。
次に同調の話、あれってよく使われる手らしくって、例えばいらっしゃいませ~を声を揃えて出すの結構気持ちいいからストレス解消になるって人がいると思うのだけど、周りの人間が同じ感情同じトーン同じ言葉で絶叫してるあの状態ってすごく肯定感と高揚感が得られるらしい。
トリップと直前の彼氏のカルト性行為と、そもそも村に来る事になった家族の死もあって、女王に選ばれた特別感と受け入れられた、という感情も入った上で、彼らの信仰に落とし込めるんじゃないかな。
他にも自分たちの活動や生活行動を少しずつ同調させることで、最後にダニーが燃え尽きるお友達を笑って終わる、という完全にテンパードと化して終わった。と推測してる。おそらくあそこからしきたりをひたすら叩き込まれていくんだろうなあ。

なんで、ペレくんによるスカウトの旅は、生贄の男の子を呼ぶこと、と合わせて直近で不幸のあった主人公をあわよくば外からの血として持ち帰ること、というミッションだったわけなんだと思いました。うまくやりきった感じあるよね。

とはいえ、映像カットがところどころ動いてたり体と草が同調したりそもそも絵面が狂気的で気持ち悪かったりとゾワゾワする話でもあり、こんな爽やかにおぞましい映画を作った監督はマジでイカれてるんだな。と思いました。
escapade

escapadeの感想・評価

4.0
難解。理解に苦しむ。終わった直後は意味わからなすぎて笑うしかなかったし、シュールで笑ってしまうシーンも多々あった。
ただ、思い返せば、それぞれのシーンを際立たせる工夫が施されていたと思う。
一見上映時間が長く、ぶっ飛んでるR15映画だが、是非頭を空っぽにしてアリアスター監督の独特な世界感を堪能して欲しい。
サンラ

サンラの感想・評価

4.2
明るさマックスのよくわからない映像が終始目に突き刺さって左目が痛かった。この世で最も奇妙な性行為を観れて良かった。めちゃくちゃ嫌なんだけど後半の突き抜けた暴走に惹かれてしまった。
てり子

てり子の感想・評価

4.0
ずっと胃がムカムカした…
でもなんか、言わんとしてる事が分かった。
S

Sの感想・評価

3.5
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