ラオール・ウォルシュ監督作品。
第一次大戦に参戦する二人の軍人と、赴任地フランスの女性との三角関係と過酷な戦場を描いた作品。
基本コメディ。戦地以外の駐屯地でのやり取りはどたばたコメディで笑えるのに、戦場でのシーンの描き方がガチで、そのギャップがすごい。
サイレント戦争映画によくあるとてつもなく多くの兵隊が映るけど、戦地のスーパーロングショットで、人が蟻のように進んでいく画がすごかった。戦地での爆発の光具合がすごい。
男だらけの戦地のためか、女性がかなり魅力的に描かれている。脚の色気をこれでもかと魅せる。
マザコン少年が泣かせる。
若い命が無駄死にしていくという戦争批判が盛り込まれている。最後の二人が歩いていくところは、正に栄光的。