盗まれたカラヴァッジョの作品情報・感想・評価

盗まれたカラヴァッジョ2018年製作の映画)

Una storia senza nome/The Stolen Caravaggio

上映日:2020年01月17日

製作国:

上映時間:110分

ジャンル:

3.3

あらすじ

「盗まれたカラヴァッジョ」に投稿された感想・評価

kei188

kei188の感想・評価

1.9
いまだに解決していない世界10大美術品盗難の一つ、「キリスト降臨」をめぐるサスペンス。美術や美術史に興味のある方は期待外れとなります。ダン・ブラウンの一連の作品のようなものを期待すると大コケ感を味わいます。

以下、フィルマのあらすじ紹介からまんまコピー。

映画製作会社の秘書ヴァレリアは、人気脚本家アレッサンドロのゴーストライターでもある。ある時引退した捜査官と名乗るラックという謎の男が、1969年に世界を震撼させたマフィアによるカラヴァッジョの名画「キリスト降誕」盗難事件を映画化するようにヴァレリアに助言する。ヴァレリアがプロットにまとめると、映画会社は傑作だと興奮し、瞬く間に映画化が決定するが、アレッサンドロが何者かに誘拐され昏睡状態で発見される。映画の内容を嗅ぎつけたマフィアが動き始めたのだ。ヴァレリアはラックの情報を元にミスターXとしてシナリオを書き進める。マフィアがミスターXの正体を探る中、映画の制作は進んでいく。果たしてラックの正体は?ついに半世紀に渡る盗難事件は解決するのか?


補足すると…

謎の男ラックは、カラバッジオの盗まれた絵画「キリスト降誕」の絵画の捜査を個人的に続けていた。そこで判明した事実を小出しにヴァレリアに教えて、脚本の制作は進行していく。映画会社の社長はマフィアの一味。キリスト降誕の盗難とその後の闇取引があまりにリアルなため、誰が事件をばらしたか、とマフィアが騒ぎだす。イタリア政府もマフィアに絡んでいたとなり、事件は大騒ぎに。ヴァレリアとラックの半ば探偵活動となる事態の結末はいかに。

なんだか、一見面白そうですが、実はそうでもありません。着眼はいいんですけど、ストーリーの展開とプロットの作りが雑。偏見ではないですが、やっぱりラテンのノリのイタリア人に世界中の隅々の人まで満足させるサスペンスを作り上げるのは無理があるかもしれません。そんな結論に落ち着かせるしかないんですよね。

いろんな人がとっかえ、ひっかえ出てきます。全員が怪しいというのではなく、事実やエピソードを動かすキーパーソンではありますが、出し過ぎです。まるで、ビジネスホテルの朝食バイキングのよう。別にこれっておいしいものはないんですが、ついつい取りすぎてしまう。イタリア人も貧乏性なんですかね。なんだか、沢山のファクターを見せられて、そこで無理やりつなぐか?って感じです。和洋中のごちゃごちゃの朝食は少しだけにしないと、朝から胸やけです。ましてや、まずそうなカレーなんて朝から食べたくありません。
おなか一杯にはなるけれども、何食べたっけ?って終わってしまいます。

さらに、映画 in 映画の手法をとります。このストーリーと映画がシンクロしているのでしょうがないですが、あのオチもなんだかなあ、と思った次第です。

映画の中の映画の撮影シーンで老人の双子がたくさん登場します。あーそれって、ラストへの伏線だったのね、でもだったらどうした、って感じでした。

まあ、ツッコミどころ満載で、そこだけ取り上げるとイタリアの不真面目さが面白いです。ただ、ヴァレリアのお母さん若すぎるでしょう見た目が。見方によってはヴァレリアのほうが年上に見える。重要なキーパーソンだけに、もうちょっと真面目にキャスティングしろよ、と思ってしまいました。

やっぱりサスペンスは英語圏のほうがち密で面白いです。以上、偏見でした。
カラバッジオのキリスト降臨の絵画そのものはどうでもいい扱いです。

2020年劇場ー12本目
美術館博物館が臨時休館中のため美術館不足で鑑賞しました。カラヴァッジョ作品は数点、しかもチラッとだけしか出てきませんがイタリアの素敵な建物やなかなか笑えるクピドの彫刻アップなど見どころもありました。
主人公の女性が黒縁メガネをとってメイクで大化け、スタイル良くて素敵でした
ストーリーは普通かも。途中少し眠りに落ちてしまったせいかもしれません。
エンドロール後のオマケ映像はありません
pier

pierの感想・評価

3.2
題材に興味をそそられたけど、「キリスト降誕」盗難事件は謎に包まれたまま…。
母のラウラ・モランテが綺麗だった。
それこそ、プロットはいいんだけど結末が…
どこかで見たことのある俳優さんばかりで、見やすいけれど新鮮味はない。
特に(苦手なヒラリースワンクに似てると言うだけですが)ヒロインに入れなかった(ゴメンナサイ💦)
最初の母親とのシーン、ルームシェアしている友達かと思ったよ😅
母親の役割もワタシには分かりにくかったなぁ。
でもローマやシチリアの街並みが映ったり、イタリア語が聞けたのはよかったな。
ロベルト・アンドー監督が1969年に実際に起きたカラヴァッジョの名画「キリスト降誕」盗難事件をモチーフにした本作では、この未解決事件の謎をサスペンスタッチで迫っていく。
未解決事件の謎に迫るというと名探偵物を思い浮かべてしまうが、本作はそういうアプローチの作品ではない。
勿論、そのような役割に近い謎の人物は登場するが、どちらかと言えば“狂言回し”的要素の方が強い。
本作ではストーリー展開と共に未解決事件を題材にした映画製作が並行して描かれてくる。
つまり作品そのものが「入れ子構造」になっていて、特に終盤ではどちらが“本編”なのか混乱してしまう。
ヒロインのヴァレリアは映画製作会社の秘書なのだが、もう1つの顔として人気脚本家のゴーストライターをしている。
そんなヴァレリアに元捜査官というラックという謎の男からカラヴァッジョの名画盗難事件に関する情報がもたらされたことから、事態は予想だにしない方向へ転がっていく。
このカラヴァッジョの名画盗難事件にはマフィアが関与しているとされているが、この闇の勢力を巻き込んで物語はスリリングに展開する。
果たしてヴァレリアもスタッフとして参加した映画は完成するのか、そして名画の行方は?
本作はカラヴァッジョの「キリスト降誕」を題材にしているが、美術の観点から名画に迫るものではなく、「入れ子構造」で描かれる映画製作現場を通して映画そのものや、製作に携わるスタッフに対して愛を捧げていると思う。
Yossie

Yossieの感想・評価

1.0
これはひどい。
主人公の女性に好感は持てたが、正直そんなに面白くはなかった😥
SeikoSoga

SeikoSogaの感想・評価

3.2
公私ともに忙しく、
映画鑑賞の時間が取れなくなって、空き時間ができるとその時間で観られる映画
と、チョイス
前評判もどんな映画なのかも知らずに観賞( ̄ー ̄)

どうも、あるギャングたちが盗んだ絵は未解決事件
それを映画化するという話を
ある人物に持ち掛けられた秘書のヴァレリアは、有名作家のゴーストライター
映画化され、そのギャングたちに襲われた有名作家、実は彼氏
と、事件に巻き込まれたりするも、イケメンとちょっといいことがあったり
なかなか面白かったです、
地味な風貌の女性が、変身したりするのは大好きなシチュエーション。

ミステリーってほど、凝っては無かったもの野。十分楽しめました(o^―^o)
みかん

みかんの感想・評価

4.0
最高だった…地味だった女性がイタリア美人にバケるなんて最高だよ…気楽に見れるわかりやすい映画だし、目の保養になるし、ファッションも可愛いし最高だよ…
KUBO

KUBOの感想・評価

3.5
で、カラヴァッジョはどこ行っちゃったの?

今日は今週末で上映終了予定の『盗まれたカラヴァッジョ』を滑り込みで鑑賞。

コロナ騒ぎで劇場には客はパラパラ。これだけまばらなら感染の心配もないくらい。

1969年、イタリアの聖ロレンツォ礼拝堂から実際に盗まれたカラヴァッジョの「キリスト降誕」の謎が「50年の時を経て、今暴かれる!」ってキャッチコピーには書いてあるけど、これは嘘。

実際にあった未解決事件をモチーフにした作品なので、事件の謎は解けませんな、当然。日本で言えば「3億円事件」を扱った映画のようなもの。

推測される事件の謎そのものを、映画内で映画の脚本にし明らかにしていく、といった粋な構成。

主人公は有名脚本家のゴーストライター。彼女に事件の謎を告げる謎の男。それを快く思わぬマフィアの暗躍。さらに、その裏に見え隠れする政治の思惑。

実際に「改悛者」と言われるマフィア関係者が語った内容をもとに再現されたカラヴァッジョ盗難事件。ただ、作品全体の印象は、盗難事件そのものよりも、脚本の執筆を妨害しようとするマフィアとの攻防や、カラヴァッジョ返還に絡む政治がらみの陰謀に焦点があたり、おしゃれなサスペンスとしてはよく出来ているが、「盗まれたカラヴァッジョ」そのものは闇から闇へ。その辺のところは消化不良かな。

後半、突然大活躍する母親がちょっと唐突。なら、もう少し前からそれらしい伏線をチラつかせておいてほしいなぁ。

でも、この母親役のラウラ・モランテ、1956年生まれ! 63歳! 嘘だ〜!!! 作品内でも主人公の母としては若すぎると思って見てたが、こんなに美しくセクシーな63歳、見たことない! びっくりだ。

イタリア最大の絵画盗難事件を扱ったサスペンス。映画内では語られていないが「キリスト降誕」は、今どこにあるのだろう?
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