NAO141

ミッション:8ミニッツのNAO141のレビュー・感想・評価

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
3.6
「何度も何度も8分間を繰り返しながら犯人を捜す」…だけではない面白さ!

ダラダラした中だるみは無く、だからといって詰め込み過ぎでもない。やや複雑な設定ではあるけれど、テンポ良く謎を紐解いていってくれる上手な展開で90分の作品だがよくまとまっていると思う。

タイムループ(トライ&エラー)を何回も繰り返して状況を良くしようというストーリーに見えるが、本作が他と違うところは、実はタイムループではなく事故は既に起きてしまっているので、人の記憶に潜り込み真犯人を探すという点。
起きてしまった爆破事故はもう変えることが出来ない。でも犯人が捕まっていない。それならば犠牲者の脳に残っていた爆発直前8分間の記憶にアクセスして、そこから犯人を捜そう…この発想は面白い!

主人公が父親と電話するシーンとラストがとても良かった!
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