列車爆破事件が起こる直前の8分間を繰り返しながら犯人に辿り着く男の運命を描いたタイムループ作品の佳作。
2021年194本目。3年ぶり2度目の鑑賞。
今回の方が楽しめました。不意をつく何もわからない出だしから少しずつ爆破事件の犯人やスティーヴンスが置かれている状況が明らかになっていく展開はスリリングだし、8分間を繰り返す中で自分ならどうするかと頭も使うので刺激的でした。
このサスペンス要素だけで完結していたら小ぢんまりな印象だったでしょうが、そこにあの独創的な展開を用意した脚本は見事に極まってます。SFにはできないはずのことができてしまうことから生まれる悲痛を伴う選択がよく似合います。
ミシェル・モナハン、なんか好きなんだよなぁ笑