RYOHEI

ペイン・アンド・グローリーのRYOHEIのレビュー・感想・評価

4.2
アントニオ・バンデラス主演のヒューマンドラマ。

自身初のアカデミー賞ノミネートや、数々の男優賞に輝いたとあって、確かに素晴らしい演技だと思いました。
アントニオ・バンデラスといえばデスペラードやマスクオブゾロのようなアクション俳優のイメージが強かったんですが、この映画で彼のイメージが変わりましたね。今まで見たことのない繊細で丁寧な演技に驚きました。これからも演技の幅を生かした活躍が期待できますね。

あらすじ、ストーリーは割愛しますが、作品としてもかなり印象的で、監督のセンス、手腕が光ってます。とてもカラフルで画的にも綺麗です。
昔大切だった人との再会でこれからの自らの生き方を修正しようとする主人公の描写、少年期の頃の絵のエピソードなど、ノスタルジックで感動的なんだけど
、少しだけ胸が痛くなるようなそんな感覚。
畳み掛けるようなラストは思わず唸ってしまいました。う~ん、素晴らしい。
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