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ペイン・アンド・グローリーのMALPASOのレビュー・感想・評価

4.0
『ペイン・アンド・グローリー』

スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督作品。 「バッド・エデュケーション」もアルモドバルの自伝的な作品だったけど、こちらは映画監督としてのアルモドバルの自伝的要素をたっぷり盛りこんだ作品。

今回色鮮やかな衣装やセット、それと反比例するかのようなネガティブな主人公が・・。 監督の今と、少年時代の母親、ある青年との思い出がカットバックする。

主人公を演じアントニオ・バンデラスの演技も素晴らしい。最近この人はハリウッドに行くと「エクスペンダブルズ」な感じになるけど、やはり名優。特にアルモドバル作品では。

ラストのラストにアレとコレがシンクロするのが素晴らしい。涙。

詳細言えないけど、「絵」から展開する後半のお話が素敵過ぎる。

またまた傑作だった。
『オール・アバウト・マイ・マザー』と同じくらい好き。
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