ラストのひとこと以外、自然音とBGMのみでまったくセリフが聞こえてこない珍しい作品。
ちと意外でした。
死を受け入れるためには。
ちと冗長すぎたような気がします。この内容なら1時間くらいでさくっとまとめてくれたほうが集中できたのかも知れず。
好きなテーマではあるんですが、なぜかそこまでのめりこめませんでした。
そう遠くない未来で、きっと他人事ではない状況になるのはわかってはいるんですが、もはや今さら手遅れで、手遅れだと言い訳している時点でそれ自体が逃げてるだけというのもわかってはいるのですが、もはやままならず。
これもきっと含めて罰なのではないかと思うようになってきました。
こんなにきれいに受け入れられるわけないじゃないか。
そんな疑念というか、うらやましさもあったのかもしれません。
佐藤二朗がまたも普通に演技してる。「さがす」だけやなかったんですね。