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82年生まれ、キム・ジヨンのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
3.3
韓国でベストセラーとなったチョ・ナムジュの同名小説を映画化したヒューマンドラマ。
キム・ドヨン監督の長編デビュー作。
原題:82년생 김지영、(英)Kim Ji-young: Born 1982 (2019)

ジヨン(チョン・ユミ)は結婚を機に退職したが、育児と家事に追われ、精神が崩壊。時々、言動にも別な人格が現れるようになる。
夫(コン・ユ)はその事を本人に告げることができず、一人だけで精神科医に相談に行くが、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われる…。

「ここに来ただけでも○○は半ば成功したと言えます」

「それでスッキリした?
いいえ…、でも…」

~ジヨンの家族~
母(キム・ミギョン)
姉(コン・ミンジョン)
弟( キム・ソンチョル)
父( イ・オル)

1982年に生まれた女性で最も多い名前を持つヒロインの少女時代からの半生(進学、就職、結婚、退職、出産、育児)をフラッシュ・バックを使いながら描き、女性の生きずらさ、苦悩に迫っている。
役者では、母親役のキム・ミギョンが印象に残る。
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