ジーハ

ハイ・フォン: ママは元ギャングのジーハのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

2019年の大阪アジアン映画祭で上映さ
れてた時、気になってたベトナム作品。

Netflixに上がってたのは知ってたけど、
自分の中で旬が過ぎてしまってて結局放置。

現在2021年大阪アジアン映画祭が絶賛開催中!
…で、ふと思い出して鑑賞。

影のある無愛想な女ハイ・フォン。
シングルマザーで借金取り立てをし
1人娘を育てている。
ある日その娘が人身売買組織に誘拐され
彼女は単身で娘の行方を追うことになる…


ちょっと天海祐希似の…
ハイ・フォンがとにかく強い(笑)

娘を救出するためにひたすら
悪いやつらと戦い続ける彼女。

中盤あたりから警察との絡みがあり、
…映画あるあるで、、
警察も金で取り込まれ悪徳組織とグルに
なって彼女を追い詰めてったりするのでは?
とドキドキしてたら…

悪は悪。正義は正義。

この定義が最後まで大きく覆ることなく、
警察と情の厚い看護師さんの陰の協力の
もと再び娘の救出に向かうことができた
りと、なんともストレートな展開!

彼女が「強い」理由も
幼い頃から武道家である父から
英才教育を受け育ったから。
でも思春期になり父親と反りが合わず家
を飛び出した彼女が、結果昔父に言わ
れた言葉に勇気をもらい危機から救われる。

シンプルなストーリーと分かりやすい展開。変に頭を悩ます事なく映像に集中できてアクションなんかもいつもより細部に渡り堪能できた気がします😙
特に夜の街ライティング。格闘シーンであっても美しく撮られてて魅力的な画で手抜きなしのクオリティを感じました。

そして何よりこのタイプはやっぱり尺が大事。
98分!いい感じ(笑)
胸くそ感ZERO!サクッとみれます。

ベトナム・アクション・安定感(笑)
が好きな人にはお薦めです。
ジーハ

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