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フェアウェルのmのレビュー・感想・評価

フェアウェル(2019年製作の映画)
3.6
余命宣告

あらすじ
アメリカに住むビリーは、大好きな祖母が余命3ヶ月を宣告されたことを機に中国に帰国する。残りの日々を後悔なく過ごしてほしいビリーは、祖母に真実を伝えたいと願うが親族は反対する。

感想
私は映画を見てる途中は、ストーリーを追ったり、登場人物の表情を読むのに意識が向いてるけど、映画を見てしばらくしてからやっと自分に置き換えたりして考えることが多い気がする。私は結構おばあちゃんっ子だから観賞後にしんみりしてしまった。わたしのおばあちゃんはまだまだ元気だけど、余命宣告なんてされたら私はどうしたらいいんだろう。ビリーの祖母のナイナイとちょっと似てる。

物語の大きな軸になっていたのが西洋と東洋の文化の差。中国には不治の病にかかったらそのことを本人に伏せておく伝統があるらしい。最初は本人に言ったほうがいいっていう考えだったけど、それはそれで優しさなのかなとも思った。悲しみを残される側で肩代わりしてる。

ストーリーは監督の実話をもとにしてるらしい。この人はおばあちゃんのこと大好きなんだろうな〜
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