ラストブラックマン・イン・サンフランシスコの作品情報・感想・評価

上映館(23館)

「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」に投稿された感想・評価

絶好調のA24が放つブラックムービー。
手放された祖父の家に執着する青年の話。
冒頭、演説と音楽の流れるなかスケボーで疾走するふたりのスローモーションがかっこよくて期待がふくらんだが、その後は淡々と地味な展開が続く。
残念ながらぼくが主役の彼のような気持ちを持てない人間なので、熱が上がらなかったのかもしれない。
舞台となったサンフランシスコに対する歴史的な知識と詩情を理解していたほうが、より楽しめるんだろうなと思った。
ごま

ごまの感想・評価

3.5
風景が綺麗
主人公が「家」を買う事に
固執する気持ちとかは
正直理解するの難しかったけど
ここにもBLMとかの考えがあるんやろな…
勉強してみるべきやったな〜
勿体無いことした。

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはテーマが複合的に感じられ、結構難解でした。ジミーは最後に叔母さんの助言に従い、サンフランシスコが負けたって解釈でいいんでしょうか?
結末を知っていると、ジミーの祖父が建てていないと、最初の住人である老夫婦は分かっていたはずなので、キレて当然ですね。やっすいペンキなんか塗られたら家の価値が下がるし、器物損壊罪ですよw

観ていて感じたのは、地元愛って意外と危ういなって事でした。住んでいるからと言って正しい歴史を知っている訳じゃないし、持つのが当然みたいな同調圧力もありますし。そう感じていたので終盤の、街を愛してないなら憎まないでくれ、的なセリフは正直気持ち悪かったです。
coco

cocoの感想・評価

4.0
BLM問題ピーク時に見なければ?と思い鑑賞したけどその類いではなく。大切な家と地元と友人への愛はアイデンティティを確固たるものにしていて、ストーリーより生き様をみる作品です。むしろこんな地味ネタで賞とれるのがすごい。劇半がよい
これから観る方へ→
公式サイトを見て、少し知識を入れておくととても良い映画です。

わての感想→
心や魂は誰が決めるでもなく、他人や先祖が決めるわけでもなく、自分は自分だという物語。
やっぱいいね、プランBとA24は。
が、公式サイトを見てから観れば、もっと深く観れたと思う。
msft

msftの感想・評価

2.5
ん??デーウォン・ソン???からのアンディロイが1番の驚き
黒人だから住めない、買えないそんなブラックな世の中

「家を買いたい」ただそれだけのために生きる男が奮闘する姿がただ羨ましい。

ITの最前線でただ1つの夢のために動き回る、それすら叶わない現代って...

幸い現代は土地に執着する必要はない。
その土地を嫌うことも自由だし、旅立つこともできる。
下り続ける人生に別れを告げ、また別の人生や目標を持ち旅立とう。

スケボーの演出、劇伴の雄大さがあってこその映画であり、他の格差映画とは少し違う面白い映画でした。
Syoh

Syohの感想・評価

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2020.10.19
演出が独特な感じなので結局どういう風にこの映画を観たらいいのかわからない人が結構多いのかもしれません。サンフランシスコについても詳しくないし…私自身もそういう人のひとりなのですが。ただラストの終わり方はガス・ヴァン・サントの某作品にチョット似てました。一種の成長譚ですね。主人公の歳がわかりませんが…スケボーを未だに肌身離さずな感じだし。
繊細なオープニングの映像から始まる全体的にエモーショナルな演出が素晴らしい。
そしてその演出の中に社会問題をさらりと入れているのが良い。
最近、スケボーの映画多いけどスケボー映画はハズレなしですね。
後はとにかくそのエモーショナルな演出を引き立てる映像美が素晴らしいし、音楽がとても渋くてカッコいい。
街とか家ってその場所にあるだけではなく、色々な人々の記憶や思い出を抱えて存在している。
そう思うとなんだか胸が熱くなりました。
「大切な居場所とかけがえのない友がいる。それだけで人生はそう悪くないはずだ」
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