「人間合格」と「恥の多い生涯を送ってきました。」言いたかっただけやん。
太宰治の「人間失格」をモチーフにした近未来SFバトル物です。
本広克行がスーパーバイザーで冲方丁が脚本である事から「PSYCHO-PASS」シリーズを連想させます。
コチラは国民が体内にナノマシンを注入する事により国家に一元的に健康を管理され病気がなくなり寿命も伸びた近未来の日本が舞台です。
初めてナノマシンを入れた世代が120歳の年金支給年齢を迎える「人間合格式」を前に人が異形化するヒューマンロスト現象が起こり始めるみたいなストーリーです。
「人間失格」はあくまでモチーフであり、登場人物の名前やセリフのはしばしを拝借するくらいです。
作品全体としてどこかで見たことのある要素の集合体でありインパクトが全くありません。
全体的には「デビルマン」です。
「攻殻機動隊」な世界で自傷して変身する主人公がデビルマンになって「魔法少女まどかマギカ」みないエンディングを迎えます。
体調も悪かったのかものすごく眠かったです。
とりあえず日本アニメにあるあるな謎の精神世界での問答からの覚醒パワーアップみたいなのヤメませんか。